Garage Zombie〜趣味漬けの日々〜

ガレージハウスでの気ままな趣味生活を気ままに綴っていきます。

【試乗】CHEVROLET CAMARO(シボレー カマロ) SS試乗しました!

おはこんばんちは。

 

久々の試乗記事です。

 

今回はアメ車なので、少々濃い内容になっているかもしれません。

 

では本題参ります〜

 

 

事の発端。

 

まず今回試乗するに至った経緯をザックリと。

 

僕自身、元々アメ車も大好物ではあるのですが、今回はなんと嫁がキッカケです。

 

というのも遡る事数年前…

 

 

僕(アメ車系の雑誌を見ながらボソッと)「コルベットやっぱカッケェな〜。」

 

嫁「私もコルベット知ってるよ!」

 

僕「えっ、なんでそんなマニアックな車知ってるの⁈」

 

シボレーのコルベット(コーヴェットとかコルヴェットとか表記してあるのも見た覚えがありますが、打ちやすさ優先でコルベットで統一しますw)と言えば、C1〜C7の7世代に渡る、知る人ぞ知る名車です。

 

僕を含め好きな人には堪らない、最高にイカした車なのですが、車にさほど興味の無い一般人からしたら確実にマイナー車に分類される車だと思います。

 

いや、現実問題分類どころか存在すら知らない人の方が多いのかもしれません。( ̄▽ ̄;)

 

そんなコルベットを、車に特別興味があるワケでもない嫁が知ってる…だと…⁈

 

嫁「映画で観て、可愛い車だなって思って覚えてたの(*´ω`*)」

 

僕「コルベットを可愛いって…カッコイイならまだ分かるけどさwライトパカパカ(リトラクタブルの事)してた?」

 

嫁「してなかったと思う!」

 

リトラじゃ無い時点で、候補からC2〜C5が消えました。

 

僕「可愛くてリトラじゃないって…C1かな?(丸目2灯のC1の画像を嫁に見せる)」

 

嫁「可愛いけど違う!」

 

僕「それ最近の話?」

 

嫁「何年か前だよ!」

 

僕「じゃあコレかな?(C6の画像を見せる)」

 

嫁「黒だったよ!」

 

僕「ボディーカラーは絞り込むのに役に立たないってww(黒のC6の画像を見せる)」

 

嫁「コレだったと思う!」

 

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画像はgoo-netさんより拝借。

 

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控え目に言ってメッチャカッコいいです。

 

僕「そーかC6が好きなのかぁ…(´⊙ω⊙`)」

 

嫁「家のローン落ち着いたら、この車欲しいなぁ…

 

僕「ちょっww待っw何言ってwww」

 

嫁「映画観てて惚れたんだもん。」

 

 

経緯がコルベットなのに何故試乗はカマロ?

 

数年前に嫁がコルベット好きである事が判明したワケですが。

 

僕としては、嫁の発言はその時のノリで言ってただけだと思ってたんですね。

 

で、話は最近に戻ります。

 

確かグランツーリスモをやっていて、プレゼントカーとしてC7のコルベットを貰ったんですね。

 

僕「ほら、嫁の好きなコルベットだよ。一番新しい型だけどね。」

 

嫁「これが新しいヤツなんだ。私には違いが分からない(笑)」

 

僕「ヘッドライトとか縦目になってるし全然違うじゃん!」

 

嫁「平べったくて可愛いよね〜♪(←最早聞いてないw)ウチのガレージはコルベットちゃん入るの?」

 

僕「幅が広いだけで長さは大した事無いし、高さに至ってはメッチャ低いから全然入るよ。」

 

嫁「それなら私がコルベットちゃん買っても大丈夫だね♪コルベットちゃんで運転の練習しようかな♪」

 

因みに嫁は完全にペーパードライバーで、ウン年単位でもう運転してません。

 

僕「コルベットどんな車か分かって言ってるの⁈(ま〜僕も知ってるだけで乗った事は無いのですが)エボよりパワーがあって速いんだよ⁈パワーの無い日本車ですら危ないのに、もしコルベットなんかでブレーキとアクセル踏み間違えたらどこ飛んでくか分からないよ⁈(;´д`)」

 

嫁「じゃあ私が買ったら運転してくれる⁇」

 

僕「何を言って…いやコルベットも大好きだからもしそうなったら俺は嬉しいけどさ。」

 

という事でどうやら嫁は割と本気コルベットが好きだったようです。( ̄▽ ̄;)

 

もし買うとしてもまだだいぶ先の話ですし、今後時が経つにつれて僕の中で

"住宅ローンが落ち着いたら嫁公認でコルベットに乗れるかも…‼︎"

という淡い期待だけがどんどん膨らんでしまうのは目に見えてます。

 

そしていざ

"よし、試乗して良さそうだったら買うか‼︎"

ってなったとして、その時初めて実車をまじまじと見て、試乗して、嫁が

「思ってたイメージと違う!やっぱり買わない‼︎」

な〜んて言い出したら、僕としては悲し過ぎるワケじゃないですか。(笑)

 

そうならない為にも、今の内にコルベットに試乗しに行って、嫁のイメージと全く違った場合に早い段階で僕の諦めをつける為…というのが、今回の主目的になります。(笑)

 

そんなこんなでコルベットに試乗してみる腹が決まったので近場のディーラーを調べたところ、コルベットはちょっと遠い別のディーラーにしか無かったのですが、後日コルベットの試乗車をわざわざ近場のディーラーまで持ってきてくれるとの事でした。

 

コルベットは後々試乗させてもらうとして、フラッと来店したにも関わらずカマロのSSであればすぐに試乗出来るとの事だったので折角なので試乗させて貰う事にしました。

 

カマロ試乗編。

 

前置きが長くてすみません。

 

後日コルベットも試乗する予定なので、この辺の事情を書いとかないとな〜ってなワケでついつい長くなってしまいました。

 

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カマロの写真これしか撮ってなかった…何やってるんでしょ( ̄▽ ̄;)

 

ディーラー内に、SSではないものの写真の様にカマロが展示してあったので、まじまじと観察してみました。

 

この厚み…重厚感…堪りません!

 

最近の日本車も順調に分厚くなってきてはいますが、ハッキリ言って僕は日本車で分厚いスタイリングは大嫌いです。

 

極一部を除いて、パワーが無いくせにボディーだけ無駄に分厚く、更にフェンダーの張り出しもほぼ無いメリハリ無しのノッペリとしたスタイリングだしで只のデブってイメージしか無いんですね。

 

変な表現かもしれませんが、見ててエロく無い。なので全く唆られないのです。

 

それに比べて分厚い点は同じでもカマロは真逆、僕としてはゴリマッチョのイメージです。

 

溢れ出んばかりのパワーとトルクがボディーラインを眺めているだけで容易に想像出来ます。

 

エコカー全盛期のこのご時世に、見るからに頭悪そうな感じ、もう堪らなく大好物です。(笑)

 

ま〜でも試乗させて貰えるカマロはV8OHVの排気量6.2LとはいえZL1では無いし、そこらの日本車よりかはパワフルだろうけどそんな驚く程では無いだろうな〜なんて思ってました。

 

試乗してみるまでは…ww

 

さあ乗ってみよう‼︎

 

…………ガロォォン‼︎

 

ディーラーから外に出た直後、何処かですんごい始動音が。(笑)

 

…えっ、何故セルが回ってる音が無いんだ、ですって?

 

距離が離れてたので、セルの音は一切聞こえず、6.2L V8OHV LT1エンジンが目覚めた時の猛獣の咆哮の様な音しか聞こえなかったのです。

 

正直な感想…

え、ZL1でも無いSSであんなに凄い音するの⁈Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

 

コルベットと比べると正直そんなに期待してなかったカマロですが、音を聞いただけで期待が高まっていきます。

 

左ハンドルのAT車しか無いとの事で、久々に乗るAT車に少々緊張しながらも車体左側の運転席に座ると…

 

僕「おぉ、内装頑張ってる!」

 

まず驚いたのですが、カマロ以外でカマロの様な内装を見た事がありません。(=ちゃんと個性を感じる内装になっている)

 

勝手なイメージですが、アメリカでのカマロとかマスタング辺りって日本でいうところのシルビアとかハチロクみたいなエントリーモデルだという認識だったんですね。

 

そのはずなのにチープさを感じない内装だったのでビックリしました。

 

ATのシフトレバーをDレンジに入れ、サイドブレーキを…

 

ディーラーマン「あ、中央にあるボタンを押すと解除されます。」

 

この手の車にも関わらず、昔ながらのレバー式のサイドブレーキじゃ無い事にまた驚きました。

 

走ってみた感想。

 

サイドの位置に無いサイドブレーキを無事解除したカマロは、ディーラー敷地内を出て国道へ…

 

うん、車外で聞いている分にはあんな荒々しく感じていたエンジン音も普通に流す分にはほぼ聞こえないし、ステアリングは重過ぎずかと言って軽過ぎず…

軽く左右に車体を振っても嫌な遅延等も感じられず、剛性が不足してる感じもしませんでした。

 

良い意味で普通の車です。

 

動きで唯一違和感があったのは、ステアリングのロックトゥロック角度がエラく浅い様に感じたくらいですかね。

ちゃんと見てませんでしたが、左右合わせて一回転くらいしかしてない様に感じました…ちゃんと見ておけば良かったw

 

そしてディーラーマンが

「踏んでいいですよ!」

と言ってくれたので、ちょっとグリップ感だとかブレーキの効きなど様子を見た後遠慮無くベタ踏み…

 

グァロオオオォォォォン‼︎

 

ひとたびアクセルを踏み込むと、猛獣が牙を剥くかの如く猛烈に加速して行きます。

 

6.2L V8OHVの453PS・62.9kgmという暴力的なまでのパワーとトルクでどの回転数からでも強烈な加速。

 

もうね、スンゴイ

 

0-60mph(0-96.5km/h)加速4.0sのスペックは伊達じゃありません。

 

スンゴイ加速なのにリヤタイヤがブレークしそうな雰囲気をあまり感じないのがまた凄い。

 

こんなデッカいボディーなのに笑えてくるくらい俊足です。

 

更に、減速の時にディーラーマンの勧めでパドルにて一気にシフトダウンしてみると、

パァン‼︎

と後ろの方で盛大にアフターファイアの音が。(笑)

後ろから見てみたかったな〜自分で運転してたら無理ですが。

 

あんなにあからさまにアフターファイアするって事は意図的に燃料噴射+点火カットでも入ってるんですかね?

 

ちょっとう〜んな点。

 

折角アメ車の良さに浸っていたところですが、ちょっと微妙に感じた点も一応書いておきます。

 

まず、運転中の視界が狭く感じます。

 

チョップドルーフかってぐらいに純正でルーフが低いのですが、それ故に各窓の高さが低く、その割にドアラインが高い事も相まってどーしても視界が狭く感じてしまいます。

 

Aピラーもそれなりの太さがあるので、交通量の多い道路での試乗は少しですが不安感を覚えました。

 

もう一つ、これはもう始めから分かってましたが、やはり日本で乗るには幅が広いです。(笑)

 

僕は過去に左ハンドルのMT車を所有していたので左ハンドル車には抵抗がありませんし、車幅感覚もそれなりに養われていたつもりでしたが、乗っていたE36M3が全幅1,710mm(車検証情報)なのに比べ、カマロSSは全幅1,900mm…

 

流石に片側95mmも拡がると、車幅感覚も狂ってしまいます。(笑)

 

1時間も乗ってれば車幅自体には慣れるでしょうけれども、狭い道には向かないのは紛れも無い事実ですね〜。

 

総評!

 

アメ車…いや、カマロ…メッチャいいじゃん‼︎

 

このご時世にこんな馬鹿げたスペック(注:褒め言葉です)の車を世に出すだなんて、流石はアメリカ車シボレー‼︎

 

これまでパッとしない(失礼)とか思っててホントごめんなさい( ̄▽ ̄;)

 

ハンドリングの方はちゃんと振り回してみないと何とも言えませんが、これまでの僕の中でのアメ車のイメージは良い意味で完全に覆された気分です。

 

日本人受けする様な車ではないのは百も承知ですが、少しでも日本人がこの素晴らしい、ぶっ飛んだ車に触れる機会が増える様に…

トランプ大統領激しい圧力により、大排気量車を冷遇する日本の自動車税制度をぶち壊してくれる日を僕としては待ち望んでおりますw

 

今日はこの辺で。

 

ではでは。