日曜日に思わず購入してしまったステアリングですが、早速交換しました。
【クルマ】富士スピードウェイで開催された、MAZDAのイベントに行ってきました! - 趣味漬けの日々 ←前回記事参照
最初にやる事。
まずは、エアバッグユニットの誤動作を防ぐ為にバッテリーのマイナス端子を外します。
誤動作で展開してしまうと、ユニットを 新品に交換しなければならなくなりますし、なによりエアバッグは凄い勢いで展開するのでケガの恐れ等あり大変危険なのでこの工程は真っ先に実施します。
どこかのサイトで、ユニットに残った電気を放電させる為にマイナス端子を外してから2分程放置して…との記述を見かけたので、僕は取り敢えず5分以上放置しました。
因みに、ND5RC型のロードスターに関しては、ドアを開けたままでメインスイッチをON-OFFするとステアリングロックがかからないで電源を切る事が出来るみたいなので、今回はステアリングロック解除した状態で作業してみました。(後に少し後悔する事になりますw)
あ、そうそう、トランクに工具類を積んでいる場合はトランクも事前に開けときましょう! NDロドのトランクは電磁ロックなので、マイナス端子を外すとトランクを開けるのが困難になりますよ。
マイナス端子も外したし、作業に入ります。
今回交換するステアリングは、純正置き換えタイプなのでまずは純正のステアリングをバラします。
純正ステアリング取外し編
まずはエアバッグユニットを取外します。
こんな工具を使います。今回購入したステアリングに付いてきました。
左右に1箇所ずつと、下に1箇所の合計3箇所にサービスホールが開いてます。
取説には、各サービスホールに工具を挿入する時はステアリングを回してサービスホールを上になる様にして垂直に工具を入れて…と書いてありましたが僕は横着してステアリングを回さずに作業しましたw(据え切りするの好きじゃないもので…(^_^;))
上手い具合にストッパーになっている棒状の部品を押すと…
バネ力でエアバッグユニットが外れます。
バネ力でエアバッグユニットが手前に出てきますので、手で押さえながら取外します。
多分手で押さえてあげないと、そのまま下に落ちてステアリング本体に傷を付けたり、最悪配線が断線したりのリスクがあると思うので要注意です。
そしてステアリングスイッチの白いカプラーを外し…
黄色いカプラーもユニット裏から外します。
こんな感じで細いマイナスで黒いストッパーを起こしてから外します。
ここまでやると、エアバッグユニットが丸ごとポロっと外せます。
エアバッグユニットがポロっと外れたら…
真ん中に見えている21mmのナイロンナットを外します。
ココでステアリングロックを解除した事を少々後悔しました…
緩める為のトルクに負けてステアリングごと回ってしまい、ナットが緩まないのですw(←両膝で無理矢理固定して外しましたw)
そしてナットが緩んだら、完全に外さずに何山か残した状態で次の作業に移ります。
ナットを残す事によってステアリングが勢い良く外れた時のケガ等のトラブルを防止するワケですが…ステアリングが…外れない(; ̄ェ ̄)
その場でググると、ステアリングプーラーなるものがあるみたいで、プーラーを使わないと無理!と言い切っている人もいるではないですか‼︎
自宅に転がっている材料で即席プーラーを作ろうかとも考えましたが、午後から用事があったのでそんな時間は無い!…という事で力勝負で無理矢理外しましたw
ガコガコガコガコ…ガッコンガッコン‼︎ 車全体が激しく揺れます。(無理矢理こじって引っこ抜く方法はスプラインが痛むかもしれないのでオススメはしません!)
汗だくになりながらステアリングと格闘する事数分。
抜けた‼︎( ´ ▽ ` )(笑)
僕は外れたのが嬉しくてそのままナットを外してステアリングを引っこ抜いてしまいましたが、引っこ抜く前にスプラインとステアリングの角度関係(=ステアリングセンター)が分からなくならない様に、アイマーク等の印を付けてから外した方が後々楽だと思います。
ステアリングがコラムから外れたら、ユニットが付いていた銀色の枠(?)を外します。
引っ張れば外れます。
そして同じく引っ張ってステアリング裏のカバーを外し…
スイッチユニットを外し…
スイッチユニットの反対側の部品も外し…
これでようやく純正ステアリングのバラし作業が終わります。
社外ステアリング取り付け編
取り付けは、取外しの逆の工程を実施するだけなのでサラッと行きますが、注意した方がいいなと思った点だけ書いておきます。
注意点1
純正ステアリングに戻す時等の為に、固着防止でスプラインにグリス等を塗ったくっておいた方が良いと思います。
僕は手元にあったコパスリップを塗っておきました。
注意点2
当たり前ですが、スプラインに社外ステアリングを取り付ける際はセンターがズレない様に注意しましょう。
さっき書いたアイマークがあると自信を持って作業出来ると思います。
注意点3
エアバッグユニットを押し出してくれたバネも移植しましょう。
次に作業する時にエアバッグユニットを外すのが難しくなってしまいます。
因みにバネは3箇所あります。
注意点4
コネクタ類も忘れず元に戻しましょう。
いざ作業終了して、ホーンが鳴らなかったりスイッチが反応しなかったりすると、またバラす必要がありますしなにより虚しいですよ。(^_^;)
以上の注意点に気を付けて作業を進めて…
完成!
ホーンとスイッチ類はテスト走行をする前に一通り確認しておきましょう。
決して目立たないけど運転中は常に目に入るので、コレはコレで良いカスタムだな〜と思っています。(←自画自賛w)
あぁそうだ、最初に書いておくべきでしたが僕はど素人ですので、「お前の真似したら失敗した‼︎どうしてくれるんだ‼︎」的な苦情は一切受け付けられませんのでそこのところは宜しくお願いします。m( )m
ではでは。